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ルテインの副作用

ルテインは緑黄色野菜や卵など自然のものに含まれる成分であるため、安全性に問題はありません。しかし、サプリメントに含まれるルテインには人工的につくられたルテインがあるようです。その人工的につくられたルテインにはある原料により、副作用が…。

このページでは、ルテインが含まれたサプリメント摂取する際の注意点についてまとめています。

ルテインの過剰摂取

ルテインを正常に摂取している場合の副作用は、これまで報告がないようです。経口より適切に摂取する場合は特に問題がありません。また、妊娠中や授乳中でも通常の食品に含まれる量であれば安全です。

ただし、ルテインの過剰摂取により柑皮症を発症したケースがあります。また、ルテインが含まれたサプリメントとβ‐カロテンを同時に摂取するとルテインの作用が低下。β‐カロテンの作用にも何らかの影響があるとされています。

喫煙者がルテインを含むカロテノイドを長期的に摂取することで、肺がんのリスクが高まるとの報告もあります。ルテインが含まれたサプリメントの長期的な服用は、喫煙者の方におすすめできません。[注1]

ルテイン過剰摂取の事例

62歳の日本人女性が毎日2年間ルテインを摂り続けたところ、柑皮症(かんぴしょう)を発症したという事例があります。柑皮症とは、β-クリプトキサンチンやβ-カロテンなどのカロテノイド色素の過剰な摂取により、皮膚が黄色くなってしまう症状のこと。この事例ではルテインの詳細な摂取量が不明とのことですが、過剰摂取によるものと判断されています。

別のケースでは毎朝ブロッコリー・ケール・ほうれん草・アボカドのスムージーと、ルテインのサプリメントを摂取していたフィリピン人女性が黄斑症を発症したという事例もあるようです。ルテインを1日20mg、魚油4gを8年間摂り続けたことで黄斑に障害が生じてしまい、視界が見えにくくなる病気を発症。彼女はサプリメントの服用を止めましたが、食事の変更は行いませんでした。幸いにも視力に影響や、他の視覚的症状を引き起こすことはありませんでした。[注2] [注3]

天然ルテインと合成ルテイン

ルテインは天然ルテインと合成ルテインの2種類があります。2種類のルテインそれぞれの特徴や摂取目安量、副作用について触れています。ルテインを摂取する前に一度チェックしましょう。

天然ルテイン

ケールやブロッコリーなどの緑黄色野菜やお茶、卵などの食品などに含まれている天然のルテイン。自然成分のため体内への吸収に問題はなく、これまで副作用の報告はありません。安全に摂取できる成分と言えるでしょう。

厚生労働省が提示するガイドラインでは、1日あたり35mgのルテインを1週間摂取しても問題はないとされています。

天然ルテインが配合されているサプリを見極める目安のひとつが、原料にマリーゴールドが使用されていることです。購入前に一度原料の欄を見るようにしましょう。しかし、天然ルテインが含まれているサプリメントは製法に手間がかかっているので、天然由来のサプリメントは比較的高価であるケースがほとんどです。[注4]

合成ルテイン

石油を原料として人工的につくられたのが合成ルテインです。合成の成分は場合によって異物として体が受け付けずに、悪影響を及ぼしてしまいます。天然ルテインには問題ありませんが、合成ルテインが含まれているサプリメントには副作用があるとして問題視されています。報告で上がっているのは、胸やけや嘔吐といった症状です。また、たばこを日常的に吸っている人は発がん性物質を生じる可能性もあるとされています。

喫煙自体も目に影響があり、失明の原因となる加齢黄斑変性症になるリスクがある中、さらに合成ルテインを摂取すると、発がんのリスクがさらに高まることに。喫煙者はルテインのサプリメントを摂取する際に、合成ルテインを含んだサプリメントを選ばないように注意しましょう。[注4]

サプリメントで効率的なルテイン摂取

ルテインの1日の摂取量はおよそ6mgとされていますが、6mgを食品から摂取する場合、かなり多くの量の緑黄色野菜を食べなくてはならず、現実的に摂取するのは難しいです。そこで、効率的に摂取できるのがサプリメント。用法や容量を守って、天然成分が含まれたサプリメントを服用しましょう。

特に親戚や家族に加齢黄斑変性症の方がいる場合は、遺伝する可能性もあるので、あらかじめ摂取しておいて予防することをおすすめします。

天然ルテインを摂取するように

合成ルテインには、嘔吐や胸やけなどの副作用があり、喫煙者には加えて発がんの危険性が高まってしまいます。しかし、天然ルテインを摂取すれば副作用の心配がありません。サプリメントを服用する場合は、天然ルテインが配合されたものを選び、容量をしっかり守って目の健康を維持していきましょう。

まとめ

目のかすみや疲労など、眼病予防にも最適とされているルテインは1日6mgがおすすめ。緑黄色野菜や卵などの食品から摂取する天然ルテインなら、毎日摂り続けても必要量摂取量を超えない限り問題はないでしょう。

ただし、各メーカーが販売されているルテイン入りのサプリメントには注意が必要。マリーゴールドの花びらから抽出した天然ルテインを使用しているものであれば安全と言えますが、石油を原料としてつくられた合成ルテインには、目のかゆみや腫れ、胸やけの副作用を起こすリスクがあります。

緑黄色野菜などの食品ではなく、サプリメントから補うことを考えている人や現在サプリメントで補っている人は、購入を検討しているサプリメントまたは既に服用しているものに、合成ルテインか天然ルテインか確認してください。もし、合成の場合は服用を控えた方が賢明です。もちろん過剰摂取は健康被害を引き起こす可能性があるので注意してください。

参照元サイト一覧

[注1]…ベータカロチン、レチノール、リコピン、ルテインサプリメントの長期使用と肺がんリスク:VITamins And Lifestyle(VITAL)研究の結果。
[注2]…サプリメント「ルテイン」による柑皮症の1例
[注3]…高用量ルテイン補給と関連した結晶性黄斑症
[注4]…ルテインの副作用について