老眼の見る力をサポートするアイケアサプリを紹介しているサイトです。
サプリメントをはじめとして、化粧品や医薬品など、幅広いジャンルの商品を扱っているDHC。CMなどでもおなじみの会社です。このページでは、DHCのアイケアサプリメント「ルテイン光対策」に配合されている機能性関与成分ルテインについて説明しています。
年齢を重ねるにつれて、水晶体や水晶体に関連する器官の機能が、徐々に低下していくことは、避けられるものではありません。眼が老化した結果、「見る力」が衰え、かつてのようにはクリアな視界を維持することが難しくなります。一般的に「老眼」といわれるこの状態の改善を目指し、多くの方が日々の生活に取り入れるのが老眼向けのアイケアサプリメントなのです。
さまざまなメーカーが、目に良いとされる成分を含む老眼サプリを販売しています。老眼サプリに含まれる代表的な成分のひとつに「ルテイン」があります。多くの商品、さらには商品名にも使用されている成分なので、一度は耳にした記憶がある人も多いのではないでしょうか。
機能性関与成分であるルテインが持っている特徴・機能性に加え、エビデンスについても併せて紹介しています。ルテインを含むDHCの老眼サプリ「ルテイン光対策」を導入しようかどうか検討中という方は、ぜひ参考にしてみてください。
商品名 | ルテイン光対策 |
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機能性関与成分名 | ルテイン |
表示しようとする機能性 | 本品にはルテインが含まれるので、コントラスト感度の維持や改善改善、光刺激(ブルーライトなど)からの眼の保護、眼の調子調整などをサポートします。 |
ルテインは、カロテノイドと呼ばれる栄養素のひとつです。ルテインは、一部の植物や緑黄色野菜に多く含まれています。ちなみに、緑黄色野菜とは、濃い緑色、あるいは黄色やオレンジ色をした野菜を指します。代表的なところでは、マリーゴールドの花弁、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー、黄色いパプリカなどが挙げられます。ただ、サプリメントに含まれるルテインは、「フリー体ルテイン」であることが多く、その原料として多く使用されているのは、マリーゴールドの花弁です。
ちなみに、マリーゴールドとは、キク科に属する一年草の植物です。春から夏のシーズンにかけて、あざやかなオレンジ色の花を咲かせます。日本では、ガーデニング用の花としても人気があるため、よく知られている花です。 [注1]
ルテインの、1日あたりの目安摂取量は6mg です。6mgといわれてもあまりピンとこないので、野菜を例にとってみます。例えば、身近な野菜としてあげられるほうれん草から、6mgのルテインを摂取しようとすると、どうなるでしょうか。その場合、ほうれん草を60グラム食べる必要があります。[注2]
ほうれん草1本の重さがおよそ7~8グラムであることを考えると、60グラムは8~9本分にあたります。食べきれない量ではありませんが、毎日続けるには、少し大変そうですね。
ルテインは、人体の中にもあり、特に、光を受け止める黄斑部の他、水晶体などに多く存在しています。そして、太陽光に含まれる紫外線や、スマートフォン・パソコン・テレビ・蛍光灯などか放っているブルーライトをブロックします。また、これらの人体に有害な光が原因となって発生する活性酸素をカットする働きも持っています。ただし、ルテインは体内でつくられる成分ではないため、食品やサプリメントから摂取することが大切なのです。[注3]
有害な光から体を守る働きだけでなく、ルテインは、「加齢黄斑変性症」や「白内障」などの眼病を予防する働きも持っている成分です。特に加齢黄斑変性症に関しては、実際に治療よる効果がこれまでに報告されています。さらに、視機能障害の原因となってしまう、網膜のロドプシン減少を、せきとめる働きが認められたという動物試験の結果も出ています。[注2]
これらのレポートから、ルテインは、さまざまな眼病から眼を守ってくれる成分であると考えられます。
ルテインとゼアキサンチンの有効性が臨床試験で示されています。アメリカのNational Institute of Healthによって、加齢黄斑変性の患者およそ4,000人を4つのグループに分け、それぞれに異なる処方を5年間行いました。
すると、ルテイン10mgおよびゼアキサンチン2mgを処方されたグループは、最も少ない摂取量を処方されたグループと比較すると、加齢黄斑変性の進行リスクを26%減らすことができたのです。[注4]
[注1]…世界の素材発見:ルテイン
[注2]…日経Gooday:ルテイン
[注3]…世界の素材発見:ルテインの健康・効能