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午前中や正午過ぎくらいまでは、クリアに見えているのに、夕方になるとパソコンやスマホの文字が見えにくい…。それは夕方老眼かもしれません。長時間目を酷使していると水晶体を支える毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉が疲労してしましピントが合いにくくなってしまうのです。ここでは夕方老眼の症状や対処法についてまとめています。
パソコンや書類などを扱う仕事をしていると、夕方に近づくにつれて近くのものが見えにくくなることがあります。長時間目を酷使してしまうことで、疲労が蓄積している状態です。また、目にとても疲れぼやけてくる場合もあります。
目の疲れが蓄積することによって、頭痛や肩こりの原因になります。対処せずに放っておくと、ひどい場合めまいや吐き気などの症状がでることもあるそうです。頭痛や肩こりの症状がある場合は、目に疲労が溜まっているかもしれないことを意識しましょう。
パソコンで仕事をしていると、集中しすぎてまばたきが少なくなる傾向にあります。そうなると、目が異常に乾いてしまい疲れの原因になるのです。目は常に涙で潤っているものですが、疲れがたまる夕方になると涙が出にくくなってしまいます。
ドライアイはまばたきが減って目が乾燥する症状です。ドライアイがおこる原因の一つに涙の質の悪化が考えられます。涙には油分が含まれており、眼球は油分の膜で覆われている状態です。しかし体が冷えるような環境で長時間目を使い続けると、冷えにより目の周囲の血液の流れが滞ります。そうなると涙に含まれている油分が固まって分泌されにくくなり、油分の少ない涙ばかり出てしまうことに。その結果、涙が蒸発しやすくなり目が乾燥してドライアイになるのです。ドライアイが進むとピント調節が難しくなり、頭痛や肩こりにつながります。乾燥や冷えなどの原因になるエアコンの使用には注意が必要です。[注1]
最近では20代・30代の人たちの間でも「夕方になると見えづらくなる」「手元が見えにくい」といった症状に悩む人が増えています。多くはスマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けることで起こる眼精疲労です。
人が物を見るとき、対象物との距離に応じて目がピントを調節します。ピントを合わせるには、水晶体と呼ばれるレンズ部分とそのレンズにつながった毛様体筋(もうようたいきん)と呼ばれる筋肉の働きが関わっており、遠くを見るときは毛様体筋を緩めて水晶体を薄い状態にし、近くを見るときは毛様体筋を収縮させて水晶体を厚くします。
ところが近い距離でスマートフォンやパソコンの画面を見続けると毛様体筋に負担がかかり、ピント調節がうまく働かなくなって目の疲れや痛みにつながってしまうことに。年齢を重ねても目を健康に保つなら、日ごろから目を使いすぎないように注意が必要です。[注2]
目の疲れが解消できずにさまざまな症状を引き起こす夕方老眼。次のチェック表に当てはまる人は夕方老眼の可能性があります。[注3]
1日中パソコンを使っている場合、確実に目を酷使しています。書類とにらめっこをしている場合も同じです。忙しくても適度に休む癖をつけましょう。目が疲れてしまうと仕事の効率は落ちてしまいます。適度に休みをいれると、仕事もサクサクとはかどるかもしれませんよ。
近くばかりをみて作業をしていると、目の筋肉が凝り固まってしまいます。この状態を長時間続けると、柔軟性が失われてしまい、さらに疲労が蓄積してしまうのです。定期的に5m以上離れた場所を見て目のストレッチをしましょう。
目の渇きを防ぐにはまばたきの回数を増やすことが大切。涙は天然の目薬です。意識してまばたきを増やせば、目にうるおいを与えられます。
長時間画面を見続けた後は、蒸しタオルで目を温めると効果的。ピント調整機能の回復が期待できます。蒸しタオルの作り方はとても簡単です。水で湿らせたタオルをレンジで1分ほど温め、10分程度目の上にのせるだけ。レンジから出した直後はタオルがかなり熱い状態なので、火傷をしないよう取り扱いには十分注意しましょう。
目の周りを温めると血流が改善するため、凝り固まった毛様体筋がほぐれピント調節機能が取り戻せると考えられています。[注3]
外出時や仕事中に使用する眼鏡・コンタクトレンズは、遠くまで見えるように矯正しているタイプがほとんどです。しかし度の強い眼鏡を使い続けていると、目に負担がかかり夕方老眼を招く原因に。家に帰ったら服を着替えてリラックスモードになるのと同じように、眼鏡のかけかえをおすすめします。やや度の弱いものを自宅専用に用意しておくとよいでしょう。[注3]
眼精疲労やドライアイといった目の不調はストレッチでも改善効果が見込めます。ここではすきま時間に簡単にできるストレッチを3つ紹介します。[注1]
目の周りをマッサージするだけで油分の分泌が促され、質の良い涙で潤いを保てます。涙の油分を出すのはマイボーム腺と呼ばれるまぶたの上下にある部分。上まぶたを上から下へ、下まぶたは下から上へ、指で軽くマッサージします。詰まった油を押し流すようなイメージで優しく押すのがコツです。眼球が圧迫されないよう注意しながら両目10回ずつ行いましょう。次に上まぶたと下まぶたを内側から外側にかけて優しくなぞります。目の周りの皮膚は薄いため強くこするとしわの原因になるので、マッサージオイルを使ってやるとよいでしょう。[注1]
眼精疲労には点眼薬を利用するのも一つの手です。毛様体筋のコリをほぐすような成分、涙不足を補う成分を配合している点眼薬を選ぶとよいでしょう。乾燥や目の使い過ぎなど疲労の原因によって有効成分も変わるため、それぞれの症状に合わせて選ぶのをおすすめします。点眼薬の有効成分と働きは次の通りです。[注4]
目の神経・筋肉の働きを維持するにはビタミンの摂取が欠かせません。特にビタミンB群には血行を促進して眼精疲労を改善するほか、目の粘膜と末梢神経を正常に保つ働きがあります。ビタミンB群が含まれている食品としては豚肉やゴマ、納豆、ブロッコリーなどがおすすめ。食事で補うのが難しい人はサプリメントを食事にプラスするとよいでしょう。[注5]
上記の対処法を試しても改善されない場合は、眼科を受診してください。もしかしたら、ほかに原因があるかもしれません。目は繊細で、1度壊れてしまうと修復するのはとても難しい器官です。安易に自己判断をせず、専門機関で診てもらいましょう。
また、日頃からアイケアを心掛けることも大切です。目に良いとされる成分を多く含んだ食材を摂取してください。しかし、毎回のように目に良い食材を探すのは手間が要るもの。そういうときは補助として、手軽に摂れるサプリメントを取り入れてみましょう。忙しい方でも、無理なくアイケアを継続できますよ。