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老眼になるとなぜか頭痛や肩こりに悩まされるという方は多いようです。一体どうして、老眼が頭痛や肩こりに繋がるのでしょうか。
老眼には、小さな文字が見えにくくなる以外にもさまざまな症状があります。頭痛や肩こりといった一見よくある症状も、老眼の症状のひとつです。
老眼で頭痛や肩こりに悩まされている場合は、眼鏡や老眼鏡が合っていない可能性があります。特に、安い老眼鏡は左右の度数が同じなので要注意。人の視力は左右で違うものなので、度数が合わないのは当たり前です。度数の合わないメガネをかけると老眼が進行してしまうため、頭痛や肩こりに悩まされてしまいます。
「よくある症状だから」と放置するのは危険です。老眼は、進行すると白内障に発展しかねません。原因が分からない頭痛や肩こりに悩まされている方は、一度眼科の検査を受けてみてはいかがでしょうか。
老眼はピントの調節機能が衰えて、近くのものがみえにくくなる状態です。一般的には40代以降で老眼人口が増えますが、最近では20代や30代にも老眼の症状がみられるように。老眼の原因はレンズの役割を果たす「水晶体」の弾力が加齢に伴って低下したり、その水晶体を支える「毛様体筋(もうようたいきん)」が衰えてうまく水晶体を調整できなくなっていたりすることと言われています。
一方、20代や30代の人たちが抱えている問題は毛様体筋のコリが主な原因。スマホやタブレット、パソコンといった機器類を常に見ているため毛様体筋が固まってしまい、ピント調節機能が働かなくなっているのです。
週末や夕方に目のピントがなかなか合わない状態を「週末老眼」「夕方老眼」と呼びます。目を酷使すると目の疲れが蓄積し、ピント調節が難しくなっている状態です。気づかずに放っておくと肩こりや頭痛、めまい、吐き気といった体の症状につながります。1日7時間以上パソコンやモニターなどの画面を見続ける作業を行っている人は要注意。週末や夕方に目や頭の痛み、目の乾きを感じている人は週末老眼・夕方老眼の可能性があります。疲れを溜めないようリセットが大事です。
パソコンで作業をする場合は、画面の角度や椅子の位置、机の高さなどの調整に加え、作業中に姿勢を変えるだけでも改善が見込めます。作業中は瞬きが減るため、エアコンの影響を受けやすく目が乾燥しがちに。定期的に目を休めたり、点眼薬を利用したりして上手にリセットしましょう。[注1]
100円ショップやコンビニで売っている安い老眼鏡は、度数を調整することができません。度数の合わない老眼鏡を使い続けると目に負担がかかってしまい、ますます老眼が進行するおそれがあります。眼鏡屋さんに相談し、自分の目に合った老眼鏡を使いましょう。
頭痛や肩こりは、目を酷使することで起こる症状です。特に、仕事でPCや携帯電話・スマホを長時間見る場合は、目薬をさしたり、遠くを見たりして、意識的に目を休ませましょう。
紫外線を浴び続けると目の網膜にダメージを与えるほか、水晶体が濁って視力が低下する白内障の引き金にもなります。視力の低下により目の疲れや頭痛といった体調不良にもつながるため、目から紫外線が入らないよう注意が必要です。外出時にはサングラスをかけたり帽子をかぶったりして紫外線を避けるようこころがけましょう。[注2]
目の健康のためには、日々の食事も大切です。ビタミンB群が不足すると目が疲れやすくなります。特にビタミンB12は目のピント機能を向上させる栄養素なので、しっかり補っておきたいところ。日々の食事だけで補うのは難しいという場合は、サプリメントを利用すると手軽に摂取できるので、ぜひ試してみてくださいね。
ここでは老眼による頭痛や眼精疲労などの解消が期待できる成分についてご紹介します。
厚生労働省のガイドラインでは、データ入力・検索・照合作業・ライティング・編集・プログラミング・監視といった画面とキーボードを使用する作業者に対して、心身への負担に配慮するよう定めています。
作業しやすい椅子や台の使用、無理のない業務量、作業に合った機器・ソフトウェアの選択を行い、健康を維持しながら作業が続けるのが大切です。作業中に時々体を動かす、定期的に健康診断を受けるといったことで不調の改善が期待できます。[注7]
眼科では、目に負担がかからない眼鏡の処方箋を出してくれます。処方箋を持って眼鏡屋に行き、老眼鏡を作ってもらえば目の使い過ぎによる頭痛や肩こりは軽減されるでしょう。
目の不調や頭痛・肩こりは他の眼病の前触れである可能性もあります。違和感を覚えたら、早めに眼科を受診してみてくださいね。